2024.07.07
医療DXについて
医療DXとは、保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、
診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)
において発生する情報やデータを、全体最適された基盤(クラウドなど)を通して、
保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、
国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えることです。
医療DXは、医療分野でのデジタル・トランスフォーメーションを通じたサービスの効率化や
質の向上により、
①国民の更なる健康増進、
②切れ目なくより質の高い医療等の効率的な提供、
③医療機関等の業務効率化
④システム人材等の有効活用
⑤医療情報の二次利用の環境整備
の5点の実現を目指すものであり、我が国の医療の将来を大きく切り拓いていくものです。
当院では医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制を整備しています。
オンライン資格確認システム等により取得した医療情報等を活用して診療を行う他、
マイナ保険証の利用や電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの
医療DXにかかる取り組みを、今後導入し実施していく予定としています。